イメージ:サステナブルソリューション

昨今、世界を見渡すと、サステナビリティを推進する事で、企業、地域、国自体の経済循環を実現している成功事例を目にする事が日に日に多くなっております。某コンサルティングファームのリサーチでは、サステナビリティが及ぼす経済効果は400兆円を越えるという予測もあり、まさに、国際競争の中で生き抜くために、また、経済的収益性を上げていくためには、サステナビリティ戦略に対する投資とスピード感、実行に向けた大きな決断が必要な時代となってきていると感じております。
当社は、サステナビリティの推進を目指す自治体、法人様の社員に対して、これまで、上勝町で培ってきたノウハウを元に、上勝町での体験型企業研修や、サステナビリティに関する基礎知識を学ぶセミナーの企画・運営、さらにはサーキュラーエコノミー(循環型経済)の土台となる独自のサステナブル・プラットフォーム “reRise”(リライズ)の設計、導入、ならびに運用に関わるコンサルティング業務を行っています。 “reRise”(リライズ)の設計、導入、ならびに運用に関わるコンサルティング業務を行っています。

写真:上勝町体験研修場所

持続可能な企業活動を実現していくためには、サステナビリティが企業の戦略として落とし込まれることが求められ、また、社員ひとりひとりがサステナビリティに対する理解を深め、積極的に行動していくという意識をもつことが必要となります。

当社の研修は、参加者が企業、企業人、あるいは個人として社会課題を「自分事」としてとらえ、サステナビリティの実現に向けた具体的なアクションプランを策定する際の土台となるような体験型のプログラムとなっています。事業者としてサービスを提供する立場と、消費者としてサービスを受ける立場という両極の目線から地方が抱えるリアルな社会課題に触れることによって、目指すべきサステナブル社会のヒントを得ていただくことを期待しています。

上勝町では、ゼロウェイスト宣言に至るまでの過程や、その後の町の主な活動や課題、そして民間企業としての当社の役割と実績など、WHYゼロウェイストセンター設立計画から現在に至る12年間の軌跡をご紹介します。また、上勝町のゼロウェイスト活動の実体験、町民の方々との交流、さらには当社が確立した次世代に続くサーキュラー・エコノミー・プラットフォーム“reRise”(リライズ)についてのレクチャーを通じて、サステナブル・コミュニティの在り方について共に模索していきます。

写真:企業研究

当社は、上勝町での実体験型研修への参加が難しい企業様向けに、社員の皆さまが気軽に楽しくサステナビリティについて学ぶことができるセミナーを提供しています。また、国内外の専門家を招いてのオンライントークセンションプログラムなどを通じて、社会的課題に対して主体的に考え、行動することができる人材の育成に貢献します。また、自治体・企業様の社員研修の一環としてのオリジナルセミナーの企画・運営も承っています。

写真:T社インタビューの様子

サーキュラーエコノミー(Circular Economy)とは、経済活動の中で廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と捉えて、リサイクル・再利用などを通じて資源を循環させる経済の仕組みです。地球環境をより良いものにしながら経済活動を持続していくためには、限りある資源を様々なテクノロジーを活用して循環させていく必要があります。
当社では、ビールの製造過程で排出される有機廃棄物(麦芽かす=生ごみ)を独自のバイオテクノロジーによって極めて高性能な有機液体肥料として短時間でアップサイクルすることに成功し、これを有機農業に活用するという仕組みを上勝町で確立しました。有機廃棄物(食品残渣)のreRise循環はゴミ問題解決の一助となり、また付加価値の高い有機農産物の生産とブランディングへとつながることから、地方経済の活性化に寄与することが期待されています。また、従来の生ごみ処理は莫大な経費を伴っていることから、reRiseプラットフォームの導入はSDGsの実現という企業目標のみならず、企業の採算性向上の達成にもつながっています。

写真:M社インタビューの様子

当社は、reRise液肥生成装置の継続的な改良、液肥の効能のさらなる向上、並びにゴミ処理のトレース管理システムの構築など、reRiseプラットフォームの一層の強化に向けて研究開発を推進しています。そして、自治体・企業様に対して各々の状況に適したreRiseプラットフォームを設計し、導入、運用まで一貫してサポートしています。

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