イメージ:衛生管理コンサルティング

当社は創業以来培った技術、知見、情報収集力を活かして、
お客様のHACCP認証や衛生管理システム構築に向けての包括的な支援を行っており、多くの成功実績を誇っています。

OUR BIO-SCIENCE CONSULTANTS コンサルティングチーム

私たちは、日本HACCPトレーニングセンターの中四国エリアオフィサー及びPCQIリードインストラクター資格保持者をはじめ、JGAP指導員、管理栄養士や臨床検査技師などさまざまな資格や経験を持つものが在籍しております。それぞれの専門性を活かし、コンサルティングチームとして、JFS規格認証や業界団体HACCP認証取得支援、食品工場・ホテル・飲食店の衛生管理指導、学校給食センターや病院などの衛生管理検査、JGAPの継続支援など、食にかかわる様々な分野での実績があります。また、スペックグループとして、自社でもビール製造や飲食店を営んでおり、その経験を活かし、よりお客さまに近い立場でコンサルティングを実施します。

写真:取引先からの要求によるJFS-B認証支援

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大口の取引先からJFS-B認証(HACCP認証の1つ)取得をもとめられたため、スペックにご相談いただきました。こちらの企業は、約300種の商品を製造しておりますが、1つの製品群としてHACCPプランを作成することで、1つの認証で全製品対してJFS-B認証を取得することができました。また、コロナ禍でのコンサルティングで、現場確認と認証立ち合い以外はすべてオンラインで実施しました。オンラインで実施することで、コストを抑えて実施できました。

写真:自治体と連携した販路拡大のためのHACCP地域支援

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大手百貨店などへ販路を拡大するにあたり、取引先がもとめる衛生管理基準に適合していないことがネックになることがあります。ある自治体でも、名産品を販売するにあたり同様の課題がありました。そこで自治体とJHTC(日本ハサップトレーニングセンター)の共同で、地域の製造者に対して、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を構築する事業を実施しました。スペックも衛生コンサルとして参加し、1年間のプログラムで、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を構築をしました。現在は、取引に必要な条件を満たし、販路拡大に向けた営業活動を行っております。

写真:HACCPの考えを取入れた効率的なJGAP衛生管理を実現

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あるカイワレダイコンの生産者は、1995年の大阪堺市での食中毒を期に衛生管理の重要性が問われてきたなかで、独自にJGAPに取り組み、衛生管理を徹底してきました。しかしながら、現場では従業員の高齢化、減少に伴い、衛生管理が不十分になりつつあり、品質を保つのが難しくなっていました。そこでHACCPの視点を取り入れることで、衛生管理を効率化しました。今では、JGAPの規格の中にもリスク評価の考え方が浸透しており、最新の情報を取り入れながらJGAPの維持管理を含めた衛生管理の向上に取り組んでいます。現場の衛生検査だけでなく、異物クレーム対応のサポート、資材の検討や新商品の分析サポートまで幅広くサービスを提供させていただいております。

写真:ハイブランド飲食店のノロウイルススクリーニング検査

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ノロウイルスは食中毒患者数が最も多く、特に従業員からの二次汚染が原因になります。こちらの企業ではノロウイルスによる食中毒発生をきっかけに、衛生対策として、従業員のノロウイルススクリーニング検査を開始しました。定期検査を実施するなか、複数人の従業員に陽性者がいることが判明しました。陽性確認後、直ちに、シフト変更などの対応を行ったことで幸いにも、食中毒には発展しませんでした。特に、ノロウイルスは不顕性感染(症状がないが感染している状態で、感染力は保持している)もあり、食中毒発生予防には従業員の衛生教育と合わせ、PCRスクリーニング検査は必須となっています。

写真:業態転換による食品衛生管理の必要性

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産直市を運営する企業が、新規の産直市に飲食ブースの設置を検討しておりました。飲食運営が未経験であったため、衛生管理についてスペックにご相談されました。ご依頼を受け、調理場の動線やモノの配置から、衛生管理に関するマニュアル及び従業員の衛生教育、衛生管理計画を作成しました。現在では定期的な検証及び振り返りを実施しながら、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を実施しております。また、飲食ブースに限らず、産直市の衛生管理責任者の教育及び定期的に出展者様向けの相談窓口を設け、産直市全体の衛生管理を包括的にサポートしております。