CAMBODIA

カンボジア事業

Why Cambodia?

人口約6億人。今、ASEAN諸国は、急成長が期待される巨大マーケットとして世界中の企業や投資家から熱い注目を集めています。

中でも、カンボジアは人口およそ1500万人。マーケットとしては小規模ながらも、海外からの投資も年々増加し、著しい成長を遂げる後発発展途上国です。

2015年には500万人以上が訪れた、観光立国でもありますが、稲作を中心とした農業国家として、積極的な国策を推進しており、今後は食品加工の分野においても大きな発展が期待されております。

当社は、2011年からカンボジアを中心に、ASEANの食品の衛生環境の調査を進めています。

特にカンボジアでは、食品衛生の分野においては、先進国と比較すると大きなギャップがあり、グローバル基準の検査ラボの設立と、知識豊富な専門技師の育成が国家としての急課題となっています。


ただ、国が違えば、法律や慣習、入手できる資材なども違うため、日本の基準やルールをそのまま移行しようとしても通用しない現実があります。

特にカンボジアでは、食品衛生自体の認識が低く、法による制度も整っていない状況です。


そこで当社は、今後のカンボジアの食品加工業において、品質管理室のモデルケースとなるべく、細菌検査等を行う検査ラボに併設するかたちで、カンボジアの農産物を使った加工品の製造を実施いたします。

品質検査と食品加工を同時に行うことができるLabo&Factoryにて、カンボジアにおける、食品衛生管理の基本となるノウハウを構築していきます。

カンボジアを始め、ASEAN諸国の食の安全性についての認識は、まだまだこれからですが、今後の経済成長に伴い、食品衛生管理の重要性については、ますます高まると予想されます。

日本や先進各国のように、安心して食を楽しむことができる環境を整えるべく、私たちが培ってきた技術やノウハウをいかして、アジア全域の食の安全をサポートする活動を実施していこうと考えております。