食品細菌検査の目的
食品中には目には見えない様々な微生物が存在し、それらが食品の腐敗や劣化、食中毒等を引き起こしています。
食品の細菌汚染の状態を知ることにより、品質の向上や賞味期限の設定、食中毒の防止等に役立てることができます。
また、弊社では異物鑑別試験や、食品の栄養成分分析、衛生管理など、お客様の状況やニーズに合ったご提案も可能です。
是非一度お問い合わせ下さい。
検査項目は食品衛生法に準じています。
弊社の検査項目・検査方法は「食品衛生検査指針 微生物編 2004年度版」に準じています。
検体について
1検体あたり
検査セット
基本3項目セット
一般生菌+大腸菌群+黄色ブドウ球菌 |
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追加オプションA |
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追加オプションB |
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大腸菌(E.coli),腸管出血性大腸菌O157,サルモネラ,腸炎ビブリオ,カンピロバクター,セレウス菌,ウェルシュ菌
検査セットは3項目のみでも、選べるオプション付きでもご依頼頂けます。
また、オプションは何項目でも追加可能です。
検査セットの追加オプションは、項目(AまたはB)によって値段が異なりますのでご注意ください。
検体が複数ある場合は割引がございますので、ご相談下さい。
検査項目(単項目)
大腸菌(E.coli) |
糞便汚染の指標として、加工品の検査に |
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腸管出血性大腸菌O157 |
生肉や生野菜など原料の検査、それらの加工品に |
サルモネラ属菌 |
生肉や鶏卵、それらの加工品に |
腸炎ビブリオ |
魚介類やそれらの加工品、また、塩分濃度の高い食品に |
カンピロバクター |
生肉やそれらの加工品に(特に鶏肉) |
セレウス菌 |
穀類の加工品などに(あんこや麺等) |
ウェルシュ菌 |
カレーなどの煮込んだ食品、土壌付着の可能性のある食品、水などに |
真菌(カビ) | 乾物やパン、ケーキ、ジャムなど、腐敗しにくい食品に |
真菌(酵母) | 乾物やパン、ケーキ、ジャムなど、腐敗しにくい食品に |
乳酸菌 | 発酵食品の品質管理や加工品の汚染源の特定に |
耐熱性芽胞菌: | セレウス菌などの指標に・腐敗クレーム品などの原因究明に |
各種細菌の同定試験 | 別途ご相談ください |
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カビの同定試験 | 別途ご相談ください |
酵母の同定試験 | 別途ご相談ください |
大腸菌(E.coli),腸管出血性大腸菌O157,サルモネラ,腸炎ビブリオ,カンピロバクター,セレウス菌,ウェルシュ菌
検体は200g以上ご用意ください。
検査項目数、検体の種類によっては200g以下でも検査可能な場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
上記以外の細菌検査項目についてはご相談ください。
検体が複数ある場合は割引がございますので、ご相談下さい。
関連法規
食品衛生法および衛生規範における規格基準
詳細をまとめた微生物規格基準一覧ページをご覧ください。